医療機器という精密機器の製造元として、加工精度の追求と徹底した品質管理はTAKAGIブランドの中核となります。揺るぎない品質を常にお届けするために、厳しい品質基準を掲げ、設計開発から部品加工、組立までを一貫して自社管理しています。
2018年には、部品加工の高度化を目的に新工場を開設し、温湿度管理や振動対策を施して、精密性を保つ部品作りの環境を整備しました。新工場内では、大型機械による部品加工と職人の手による加工が行われています。部品加工は製造の最初の工程となり、熟練の経験と技術は製品の付加価値を高めます。
数千点にものぼる部品を間違いなく組み立てる作業にも、職人の技と指導が活かされます。経験を積んだ手によって丁寧に組み立てられた完成品は、医療機器として承認されるための外部試験や検証を満たしているだけでなく、TAKAGI独自の品質基準をクリアしています。複雑な構造の製品では50項目のチェックポイントがあり、複数の検査員によって十分な時間を費やし、細かな点まで検査が行われます。そのようにして、TAKAGI品質基準に100%合格したもののみを出荷しています。