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眼科機器製品情報 ご利用上の注意

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Operating Microscopes | 手術顕微鏡
OM-19

高度な眼科手術に対応。
術者の感性を
最大限に引き出す手術顕微鏡

白内障手術から網膜硝子体手術などの幅広い手術に対応

独立した光源による多彩な照明を実現

豊富なオプションで柔軟にカスタマイズ

特 長

高度な光学設計で見え方を最適化

全ての照明には、コントラストや色の再現性に優れた高輝度LEDを採用しています。 約4万時間の長寿命により、照明のメンテナンスフリー化を実現しています。 さらに、術者の右眼と左眼にそれぞれ独立した徹照照明用LEDを搭載し、両眼に安定した徹照像を提供します。
※LEDの寿命は光量が70%に落ちた状態と定義されています。OM-19に使用しているLEDの寿命は約4万時間ですが、4万時間を保証するものではありません。

豊富な徹照光量により、徹照を非常に明瞭に見ることができる。

徹照が弱くなりがちな超音波乳化吸引時においても、豊富な徹照により水晶体を明瞭に見ることができる。

小瞳孔でも十分な徹照が可能になる。また、眼球の向きが変わっても常に明るく安定した徹照が得られる。

メイン照明と徹照照明は独立したLEDであるため、メイン照明と徹照照明それぞれを手術眼の状態に応じて最適な光量と配分にコントロールすることができます。

メイン照明と徹照照明を同時に使い、 配分をコントロールすることで、イメー ジの立体感が増加。

徹照照明のみを使うと、高コントラストで水晶体が強調されたイメージが得られる。

照明光を視軸と同じ経路で照射・観察することで、眼底からの反射光が効率よく戻り、明るく安定した徹照を確保。
※イラストはイメージです。

術者の操作性を高め、手術効率アップ

コントロールパネルには、フォーカス・電動ズーム・X-Y・光量調整、電源スイッチを集約しており、操作効率が向上します。光量はフットコントローラーとパネルの両方で調整でき、スタッフによるパネルでの操作も可能です。また、メイン照明と徹照照明の光量数値をパネルに表示して、スムーズな調整を実現します。

ペダルの配置を自由にカスタマイズできるため、術者の操作性に合わせて最適なレイアウトに調整可能です。また、高い防水・防塵性能(IPX6)を備えているため、液体が飛び散る手術室でも安心してご使用いただけます。

患者さんと術者の安全を最優先に

手術ベッドの高さに合わせてアームの下限位置を制限するストッパー。患者さんへの接触リスクを低減します。

接眼鏡筒は、90度まで角度調整が可能なため、術者は快適な姿勢を維持でき、長時間の集中を可能にします。

機能・性能

状況に適した照明系を実現

メイン照明と徹照照明を独立制御でき、術中の視認性やコントラストを自在に調整可能。反射光を効率的に活用し、多用な症例に応じた最適な明るさを提供し、快適で精度の高い手術環境を支えます。

徹照照明は、眼底からの徹照光を効率よく得られ、手術中の視認性向上に寄与します。徹照が得にくい超音波乳化吸引中や小瞳孔にも、安定した徹照光が得られるよう設計されています。

メイン照明と徹照照明を併用すると立体感のある観察像が得られやすく、徹照照明のみを使用すると、水晶体のコントラストが際立つ視野が得られやすくなります。状況に応じて見やすさに配慮した照明です。

メイン照明には、高輝度LEDを採用しており、コントラストや色再現性に優れた観察像の提供をサポートします。

また、徹照照明のON/OFFノブ切替で徹照照明機構を退避させることが可能です。本来持つ明るい光学系で網膜硝子体手術を行うことができます。

メイン照明と徹照照明は、それぞれ独立したLED光源を採用しており、手術眼の状態や術者の好みに合わせて個別に光量を調整できます。操作パネル上で各照明の光量を数値で確認しながら調整が行えるため、最適な明るさと配分を簡単に設定可能です。これにより、術野の視認性を高めながら、光のコントラストや反射を状況に応じて自在にコントロールできます。多様な症例に対応できる柔軟性と操作性が、より快適で効率的な手術環境を支援します。

観察の精度を向上

フィルター構成と高性能光学系により、白内障から網膜硝子体手術まで対応。観察精度と眼への優しさを両立し、術中の快適な視認性を提供します。

熱や波長特性に配慮したフィルターを装備しています。

防熱フィルターは赤外線を効率よく吸収し、術中の熱負荷を抑制します。網膜保護フィルターは術野の視認性を保ちながら網膜への照射を軽減します。ブルーカットフィルターやブルーコレクションフィルターは、青色光を適切にコントロールすることで、眼にやさしい光環境を実現します。

術中の観察精度維持と眼に対する負担軽減の両立をサポートします。

網膜硝子体手術における使用も想定した光学構成を備えており、広角眼底観察装置(別売)を取り付けることで、術中の観察に対応します。OCULUS社のBIOMに対応しており、手術内容に応じた選択が可能です(※BIOM装着時は、可動式同軸助手用顕微鏡 O06-29SEとの同時使用はできません)。

また、徹照照明のON/OFFノブ切替で徹照照明機構を退避させることが可能です。本来持つ明るい光学系で網膜硝子体手術を行うことができます。

大口径の対物レンズを採用し、広い視野と明るさを確保します。白内障手術に加え、網膜硝子体手術にも適した光学設計となっています。

接眼レンズから対物レンズまでの光学系には、色収差を抑える工夫が施されており、焦点深度の深い、明るくシャープな観察像を提供します。

接眼部にはハイアイポイント設計のレンズを採用し、術中の快適な視認性を支援します。

手術の効率を向上

多機能フットコントローラーや助手用顕微鏡、自在に調整できるチルト機構を搭載。術者と助手双方に最適な視野と操作性を提供し、負担を軽減しながら円滑で効率的な手術を支援します。

フットコントローラーは、徹照照明とメイン照明のON/OFFと光量調節、フォーカス・ズーム・X-Y方向の調整などの操作機能があります。また、術者の操作スタイルに応じてペダルの配置をカスタマイズでき、操作性の向上を図っています。

可動式同軸助手用顕微鏡 O06-29SEは、立体感があり、明るく広い視野と深い焦点深度を確保します。さらに独立したフォーカス調整機能を装備しています。助手にとって最適な見え方を提供します。

映像記録が可能なビームスプリッターやカメラアダプターは、情報の可視化と保存を支援します。

液晶モニターを省スペースで取り付けられるモニターアームと安全設計のカメラコントロールラックにより、快適な手術環境をサポートします。

緑内障手術に対応できるチルト機構を搭載し、±30°の広い可動範囲を確保しています。ハンドル方式により、素早く直感的な操作が可能で、見たい角度に合わせることができます。

これにより術者の負担を軽減し、安定した手術環境の構築に寄与します。

仕様・寸法

仕様表

寸法表

動 画

OM 19 – TAKAGI製品紹介

TAKAGI アクセサリー紹介 OM 19手術顕微鏡

TAKAGI モデル比較 手術顕微鏡

OM-19 手術動画 2023/07/24